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平成25年度墨田区議会第2回定例会で資源ごみリサイクル問題等一般質問を行いました! [墨田区議会]

20130611-1.jpg[カメラ]平成25年度墨田区議会第2回定例会で資源ごみの持ち去り問題と葛飾北斎生誕の地の道標が区民に知らされないまま無くなって居る問題で一般質問を行いましたので質問の全文を公開致します。

はじめに、資源ごみの持ち去り問題についてご質問いたします。

墨田区では毎年約5億円もの資源回収事業費を支出しております。


しかしながら、資源ごみの集積所に出された、古新聞や、回収用のコンテナに入れられたアルミ缶が違法に持ち去られるケースが多く、本来の目的である、資源ごみのリサイクルが正しく行われているのか非常に疑問を感じました。


平成24年度のすみだ清掃事務所リサイクル事業に係る委託経費の支出の合計は4億75,777,079円と約5億円に近い金額ですが、資源ごみを売却して得られた、平成24年度の収入合計は8千4,548,068円でした。


この数字から売上原価率を計算してみると約-82.3パーセントになります。


特に問題なのが、ビン缶の回収委託額が2億16,049,945円も支払って居るのに対して、びん缶の売却額は1千4,924,590円ですからこれをわかり易く言えば、約1,500万円の資源売却収入を得るために、2億1,600万円使って居る訳です。つまりびんと缶のリサイクルに差し引き約2億円が毎年使われて居る訳です。


費用対効果を考えますと、公費負担の必要性は理解できますが、更に効率的なリサイクル方法を検討する必要があるのではないでしょうか。


しかしながら、アルミ缶等のリサイクルはかなり区民に浸透しており、ゴミの減量と言う観点からも大変重要である事は言うまでもありません。


区民の皆さんの多くが資源ごみのリサイクルに賛同し、資源ごみを分別し集積所に出して居る訳ですが、その分別された資源ごみのうちアルミ缶と古新聞について持ち去られる例が多くなっています。


この持ち去りに対して墨田区は有効な対策を立てているのでしょうか。

[exclamation]区長の答弁から、何ら有効な対策はされて居ない事がわかりました。


墨田区には「墨田区廃棄物の減量及び処理に関する条例」がございますが、これに基づいて罰則の適用が行われた事例は今までに一度も無い事に大変驚きました。


また、平成18年10月に条例を一部改正し、「資源・ごみ集積所に排出された特定資源物を区指定の事業者以外の者が収集運搬することも禁止」致しましたがこれも罰則の適用が行われた事例も今までに一度もございません。


その最大の原因は条例の実施に当たり口頭注意を複数回繰り返し、それでも従わない場合は警告書を出し、更に従わない場合には裁判となり、判決を受けて罰則の適用と言う段階を踏んで行かなければならないと言う、手続き上の問題がございます。

そして、この条例を適用させようとしている内に相手が担当者を変えてしまえば、また振出からやりなおしとなり、事実上条例はあっても適用出来ないのが実情でございます。


墨田区では持ち去り防止パトロールを委託しておりますが、平成24年度の委託費3,388,000円もの支出をしておりますが、その成果を調べますと、口頭注意が年間で1件、警告書が2通のみの合計3件で、単純に1件当たりのコストとして割り返すと、110万円を超えています。


ちなみに禁止命令書については0件でした。

これだけ多額の持ち去り防止パトロールの委託費を支払いながら資源ごみの持ち去が防げていないのが実情です。

そこで更に疑問なのが、平成24年度のびん・缶の回収量の内訳を見ますと、スチール缶が454トンに対してアルミ缶は112トンです。


鉄の比重7.8でアルミは2.7ですから、2.5倍ほど鉄が重い事を考慮して計算して見ますと回収量からスチール缶はアルミ缶の約2倍の量になります。


しかしながら、日常で出される缶は、ビール缶等のアルミ缶の方が圧倒的に多いのに何故資源ごみの回収ではスチール缶の方が2倍も多いのでしょうか。

ここで区長にご質問ですが、資源ごみの持ち去りによってアルミ缶や古紙がどれ位持ち去られて居るのか、その割合と被害想定額を把握されていますでしょうか。

[exclamation]区長の答弁から、個別に出される家庭のごみは把握が困難と言う理由で、持ちされれて居る資源ごみの量や被害額は一切把握していない事が明らかにされました。

3月と4月に、私も同行して本所警察署の協力を得て持ち去り集団と買取り業者の摘発がされましたが、その結果わかった事は隅田川の駒形橋先の親水テラスで寝泊まりをするホームレスが区の設けた集積所からアルミ缶や古紙を持ち去り、隅田公園脇の道路に集め買取り業者に売却していました。


聴取の結果、買取られたアルミ缶や古紙が区内の容器や古紙の卸売業者に持ち込まれて居る事が確認出来ました。


驚いた事に、その中には区が契約している持ち去り防止パトロールの委託業者で、アルミ缶や古紙の資源回収も委託している団体の加盟業者が2社含まれていました。


これは区の回収を委託され、更に持ち去り防止のパトロールも委託されている業者が、持ち去られた区の資源を買い取り転売している事になりますから、区民に対する裏切り行為ではないでしょうか。

更に、その業者の販売先を調査しておりますとリサイクルされる筈の資源が中国へ売られている事もリサイクルの事情の詳しい人から教えられました。


その原因は、契約内容に海外に転売禁止と言う記載が無い事にございます。業者は最終処分場へ売るよりも中国に売る方が高く売れる為にほとんどが中国へ売られてしまいます。これでは誰の為のリサイクルかわかりませんし、これが現実だそうです。


これも先進国である日本から中国に直接ごみを輸出する事は、「先進国のゴミを発展途上国へ押付けてはならない」とする国際条約であるバーゼル条約等で出来ませんので、香港等の会社を経由して中国へ持ち込まれるのだそうです。


そこで区長にご質問致しますが、墨田区で回収された資源ごみが、中国に売られる事が無いような体制が取られているのか、それとも中国に売られる事を容認しているのか、お答え下さい。


[exclamation]区長の答弁から、こうした実態は把握しておらず、委託業者に任せっ放しである事が分かりました。

また、国外転売防止の為に契約の相手先に対して、きちんとリサイクルに回して居るかを定期的にチェックする体制があるのかについてもお答え下さい。

[exclamation]区長の答弁では、定期的にチェックする体制は考えて居ないと言う趣旨の無責任な答弁でした。

更に、区民がリサイクルする為に出したアルミ缶が知らない間に中国へ転売される事は大きな問題です。

中国は、我が国に言いがかりとも思える歴史問題を突き付け、我が国固有の領土である尖閣諸島に領海侵犯を繰り返し、最近では尖閣諸島の接続水域に潜水艦を航行させたり、戦闘機まで領空付近を飛行するなど、我が国の領土を脅かし軍拡を進めております。

この様な中国に私達区民が回収に出した資源が輸出され、ミサイル等の材料に加工され我が国に向けられる事の無い様に願います。

そこで区長は区民の皆さんがリサイクルを目的に墨田区に託した資源をどの様に管理すべきだと考えていらっしゃるのかをお聞かせ下さい。

[exclamation]区長の答弁では、従来通りの委託を続けるものの中国に輸出さて居る事実が確認出来れば、バーゼル条約に基づいて事件として処理する事を言明しました。

また、資源ごみのリサイクルに毎年約5億円を使っておりますが、その結果得られる資源の価格は84,548,068円です。毎年約5億円と言う金額をリサイクルに使っておりますが、5億円と言いますと毎年八広地域プラザが1つ建てられる金額です。

この点について区長のご所見をお伺い致します。

[exclamation]区長の答弁では、資源リサイクル法により自治体が分別回収の義務を負う為にこうした支出は止むおえない言う趣旨の答弁でした。

私は、現在の墨田区のリサイクルに関して、持ち去りが常態化している事に大きな問題を感じております。


先ずは、治安の問題で他人のものを黙って持ち去る行為が常態化してしまえば次第に人のものを盗んでも罪の意識は薄れてしまいます。


また、以前アルジェリア人の持ち去り犯の車のナンバーを撮影して居たところ車を急発進させ人を轢こうとした事件があり、警察へ写真を提出したところ、被疑者が凶悪犯で指名手配されて居る事がわかりました。


この事は凶悪犯の隠れ蓑として使われる危険性がありますし、まちの中を資源ごみを探すふりをして潜伏し犯罪の機会を窺っている危険性もございます。

更に、ホームレス等の貧困層を狙った貧困ビジネスが介在している事も、持ち去りをしたホームレスからの聴取からわかって来ました。持ち去りをしている人達の自転車が新品で誰もが同じタイプの自転車に乗って居るので、「これはどうしたのですか」と質問して見ますと資源ごみの買い取り業者がローンで売ってくれるそうです。

そして、持ち去った資源ごみの代金から差し引かれるのだそうです。


世の中にはホームレスが居た方が都合の良い人達が居て、その中でボス的な人を作り僅かばかりの金銭を与えたり、持ち去りに必要な自転車を購入させローンを払わせる等をして、その中から抜けられない様にしているそうです。


また、先日吾妻橋船着場がオープンし遊覧船で隅田川の景色を水上からご覧になって、気付かれた方も多いと思いますが、隅田川の親水テラスに多数存在するブルーシートハウスは、対岸の台東区側ではほとんど見られず、墨田区側で多く見られます。

これは、管理が甘い事を裏付けると共に、そこで生活する事で持ち去り等から受ける恩恵が大きい事を物語っているのではないでしょうか。国際観光都市や舟運を推進しようと言う墨田区の景観と観光資源を損なうものです。

ブルーシートハウス村が存在する事は全体の印象を悪くしますし、諸外国の国際観光都市ではこの様な光景は見た事がございません。

現状のリサイクル事業の委託業務は、抜本的に見直す必要がございます。

[exclamation]区長の答弁では、現状の委託形態は継続するとの回答でした。

問題点を集約した上で墨田オンブズマンとしての改善案をご提案致します。

先ず、資源ごみが集積所から持ち去られたものである事を証明する手立てが必要です。


アルミ缶については、缶を潰すとそこに墨田区のマークが打刻される簡易缶つぶし機を作り、配布又は販売、貸出を行います。


[exclamation]区長の答弁では、区内の各所で缶潰しが行われては異様な光景となるとの的外れな回答で、区に出された資源ごみである事を客観的に証明する事の必要性を理解されて居ませんでした。

更に、資源ごみの買い取り業者に対しては、正規のルート以外でこの印のあるものの買取り禁止を通達し、もしも区の取引業者なら契約の解除等を含む罰則や停止を行えるよう「墨田区廃棄物の減量及び処理に関する条例」の一部を改正すべきです。


古新聞については、新聞販売店で配っている新聞整理袋の目立つ場所に持ち去り禁止の表示を入れてもらうよう交渉するとか、費用の一部を援助するなど、資源ごみの持ち去りをさせない対策を取り、この表示のあるものはアルミ缶と同様の措置をすべきです。

また、資源ごみの回収方法も見直しを行い、びん・缶回収作業だけで年間2億1,600万円が使われておりますが、現状では毎日5台のトラックが1,500ヶ所の集積場所を回りますので、1台のトラックで300ヶ所を回る計算になります。これでは資源ごみが出されてから回収までの時間がかかり過ぎるますので、持ち去られ易い状態です。


これらの対応には、シルバー人材センターを活用し宅配便の業者が使って居る様なリヤカーの付いた自転車等を地域ごとに配置し持ち去られ易いアルミ缶や新聞紙だけを回収する部隊を投入すべきです。


仮に1台で30ヶ所を収集すれば10台あればこれまでトラックで300ヶ所を周っていた回収時間が短縮されますし、回収した資源の受け渡し場所を決めて置けばトラックがこれまで30ヶ所回る時間が1か所に短縮され、区全体でも50ヶ所を2台程度のトラックで済む筈です。


また、業者へ委託していた持ち去りパトロールもシルバー人材センターに委託したらいかがでしょうか。


現在シルバー人材センターでは登録者が多く月に1回程度しか仕事が貰えないと言う人達が多くいらっしゃいます。こうした皆さんの収入を増やす機会を作り出せます。

国民年金だけでは生活が苦しい人達に活きる喜びである安定した仕事を産出し、現金収入を得る場が提供出来る筈です。


ご高齢の皆さんが働ける場所が出来れば生活保護受給者を減らせる可能性もございますし、アルミ缶の回収だけでも500人を超える雇用を生み出せます。


更に、古新聞回収でも500人程度の雇用が生まれ、合計で1日当たり1,000人の雇用を創り出す事が可能になります。

また、燃料を消費するトラックの移動時間が短縮されますので、より地球環境にやさしく、資源で地元の雇用が創出される事でリサイクルへの関心が高まる事も期待出来ます。

この提案は、リサイクルするにはコストがかかる事を前提に試案をまとめたものですが、仮にこれでコストがかかるとおっしゃるなら、武田邦彦工学博士の理論でリサイクルは資源を7倍使いゴミも7倍になると言う、理論もございます。

これはペットボトル等をリサイクルするのに運搬から選別、加工などの工程を経るとリサイクルされる7倍もの燃料が必要である事や、リサイクルに伴い素材の劣化分を、除去するのに7倍ものゴミが出るので、そのまま焼却した方が総合的に見て地球環境にやさしいと言う理論です。

この理論に基づいてリサイクルは止めて焼却すべきだと思います。


その理由は、リサイクルの関係でごみの収集日が分かれる為に、可燃ごみの収集が週2回程度に減らされ、夏場など生ごみが腐敗してしまい悪臭を放ちますので、今では主婦の知恵で生ごみを冷蔵庫や冷凍庫で保管せざるを得ない状況が生まれております。仮に分別収集を止めれば毎日生ごみが捨てられる事になりますので、主婦の皆さん負担は軽減される筈です。


この点についても区長のご所見を伺います。

[exclamation]区長の答弁では、シルバー人材センターの人材活用など必要が無く、既存の形態を維持するとの内容の回答でした。


更に、資源ごみが収集運搬され最終処分場へ行き、新たな製品としてリサイクルされるまでの全工程を見届ける事が出来る、チェック体制は存在するのかと言う点と、仮に現在そうなって居ないとしたら、いつごろまでに全ての流れをチェックし区民の皆様にご報告する事が出来るのかもお尋ね致します。

[exclamation]区長の答弁から、回収からリサイクルまでのチェック体制の必要は無く、既存の体制を堅持するとの趣旨の答弁でした。

20130607-1.jpg[カメラ]平成20年まで建てられて居た「葛飾北斎生誕の地」を示す道標。

次に、葛飾北斎の生誕の地を示す金属製の道標が無くなって居る事について、お伺いいたします。

先日、テレビ局の方を区内にご案内していて気が付いたのですが、北斎通りの亀沢1丁目6番地の前に以前はステンレス製の道標で「葛飾北斎生誕の地」と書かれた支柱がございましたが、いつの間にか無くなっており、地元亀沢の人達と探しました。

何人もの人達があつまり情報を集めて見ますと、隣町の亀沢2丁目15番地の北斎通り北側のお菓子屋さんの前にあると言う話で皆で行ってみますと、店の前にステンレス製の道標では無く、木製の高札(こうさつ)に変わって居ました。

これを見て地元の亀沢の人達は葛飾北斎の生誕の地はそんなに簡単に動かしていいのだろうか、「美術館もいい加減らしいし、生誕の地もいい加減なら、もういい加減にして欲しい」とか「もう北斎を利用するのは止めて」と言う方もいらっしゃいました。

区長は北斎美術館の建設を推進する理由として「葛飾北斎を顕彰する」と常に言っておられますが、生誕の地も定まらないとは余りにもお粗末ではないでしょうか。


葛飾北斎の生誕の地が書かれた書物に飯島虚心著の「北斎伝」がございますが、これに本所割下水と書かれておりますが、墨田区ではどの様な証拠に基づいて生誕の地を決めて居るのか、具体的な根拠を示して生誕の地は一体どこなのかお答え下さい。


[exclamation]区長の答弁では、飯島虚心著「葛飾北斎伝」等を参考にしているものの特定の場所を特定する事は困難であるとの回答でした。

また、旧道標がいつ、どの様な理由で撤去され現在の場所に移動したのか、その経緯のご説明と、何故撤去や移設する際に、区民に何も知らせないで、隠密に行ったのかもお答え下さい。

[exclamation]区長の答弁から、旧道標が撤去された理由は、区の教育員会が設置したもので人通りや解り易い場所として建てられたものの、そこに観光客が押し寄せて近隣の迷惑になる恐れが生じる事を懸念し撤去したと言う趣旨の答弁でした。

続いて再質問を行い、委託業者との契約内容に国外に持ち出し禁止を盛る事について回答を求めました。

[exclamation]区長の答弁では、契約内容の変更をするまでも無く、バーゼル条約に抵触する事実があればそれに基づいて処罰をすると言う答弁でした。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.142~0.137マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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